学生のラジオ出演のお知らせ
英語文化コミュニケーション学科に在籍している
富山 莉沙さん(2年生)と木村 百花さん(2年生)が
コミュニティF.M「渋谷のラジオ」渋谷社会部「長崎からみらいへ:被爆講話と若者たち」に出演し、
長崎での原爆の被爆者の方と対談をしました。
このラジオ番組は本学科教授の松永 幸子教授が7年前のラジオ局開局当初から
企画やパーソナリティを担当しています。
今年は終戦の日にあたる8月15日(火)に放送されました。
今回は「渋谷のラジオ」と国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館をオンラインでつなぎ、
被爆者と学生たちが対談する形になりました。
番組に出演した学生たちの感想です。
今回、「渋谷のラジオ」で被爆者の方のお話を聴かせていただき、貴重な機会をいただきました。
いざ目の前に狭い個室でマイクを見ると、最初は少し緊張しました。
戦争の恐ろしさを知り、その時の様子や状況など深くまで知ることができました。
戦争というものが2度と起こってはならないもの、起こってほしくないものだと強く感じます。
日常ではなかなかお聴きすることができないお話なので、
ラジオを通して多くの方に聴いて頂きたいです。(富山 莉沙さん)
私は、「渋谷のラジオ」で被爆者の方の貴重な生のお話をお聞きすることが出来て
貴重な時間を過ごすことが出来、お話をとおして、戦争の恐ろしさをあらためて実感しました。
私は特に、被爆者の方の背中に50箇所以上ものガラスの破片が飛び、傷が残ってしまっていること、
そしてお母さまを亡くされ、一人で生き延びたお話を伺ったことがとても印象深く残っています。
当時まだ中学生ということもあり、戦時中であっても人の死を身近に感じる経験をすることは
恐怖なことだと思いますが、悲しみの感情も出てこないほどの周りの状況や環境があったことを
強く感じました。実体験をうかがえる機会が貴重になってきている中で、
このように被爆者ご本人からお話を伺うことが出来て、
具体的な当時の状況を知ることが出来て良かったです。
今度は我々がご本人から伺ったお話をこれからの世代に伝え、
戦争の恐ろしさを知ってもらえるようにしていきたいと思います。(木村 百花さん)
松永教授は「日頃は殆ど接する機会のない長崎や広島の被爆者と若者が懇談することで、
平和の尊さや戦争の悲惨さについて考えるきっかけになれば」と話しています。
本番組は渋谷のラジオのアンコール枠でも再放送されました。
アーカイブは無料で聞くことができますので、ぜひお聴きください。
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